市民視点の自動運転ワークショップ(岐阜県海津市) | 東海クラリオン 株式会社 | 企業 法人 車載機器の専門商社 愛知 名古屋 三重 津 岐阜

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市民視点の自動運転ワークショップ(岐阜県海津市)

(2024.11.24追記)ワークショップの様子の動画を追加しました。

未来技術を考える市民ワークショップ 海津市

岐阜県海津市での実証実験の最終日となった、10月19日(土)に海津市市民のみなさんに参加していただいた、自動運転ワークショップの様子をご報告します。

あいにくの雨が降る天候のため、予定していた焚き火を囲んでの車座は断念して、キャンプ場内にある砂防ふれあいセンターのホールでの実施となりました。

まずはYADOCAR-iドライブにグループ毎に乗車をしていただいて、キャンプ場から月見の森駐車場までを往復。全員の試乗が終わったらホールに集まってのディスカッションの開始です。

3〜4名の小さなグループに分かれて、簡単な自己紹介からYADOCAR-iドライブの感想などを話し合ってもらいました。10分後、各グループの代表から発表をしていただきました。

今回のファシリテーターは、ディー・サインの長尾さんと、andONEの山本さん。お二人とも地方でのワーケーションプログラムを企画運営する地域活性化のプロです。

ディー・サイン 長尾さん
andONE 山本さん

グループの何気ない会話に「それって、例えばどんな事ですか?」など、ちょっとした合いの手を入れることで、参加者の気づきが具体的なアイデアや意見に変わっていきます。

そうした中から、こんな意見が聞こえてきました。

「人力車みたい。キンモクセイの香りが感じられて気持ちよかった」

「人だけじゃなくて宅急便とか。町内を巡回してくれたら再配達もなくなるかも」

「桜の季節にお酒でも飲みながら市内観光したい」

「高齢者ももっと自然に触れるために外出できるし、健康になれる」

「友達と音楽聴きながら乗れるスピーカーが欲しい」

などなど。

一方で、

「ちゃんとしたシートベルトがないから怖かった。」

「時速10kmでは、渋滞ができちゃうんじゃない?」

「イレギュラーがあった時はどう対応するの?」

「開発コストが足りてなければ導入できないんじゃないか?」

などのご意見もいただきました。

こうしたご意見は、新しいサービス開発や、安全性、社会容認性を自治体と一緒にどうやって作っていくかに生かしていきたいと思います。

そして最後は全員でYADOCAR-iポーズで記念撮影。

市民のみなさんの声を生かして、使える自動運転を一緒に作っていきます。

海津市民のみなさん、ご参加ありがとうございました。

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