2025.03.06
第一回モビリティサービス協会総会へ参加させていただきました
一般社団法人モビリティサービス協会をご存じでしょうか? まだ昨年4月に設立されたばかりの新しい団体のため、ご存じない方も多いかもしれません。しかし、これから自動運転を含むさまざまなモビリティが社会に実装されていくには、細やかな取り決めが必要であり、特にユーザー視点に立ったサービスと安全の確保が求められます。
このモビリティサービス協会は、生活者に最も近い立場から、新しいモビリティに関するさまざまな課題を解決することを目的に設立されました。
先日、2月27日に第1回会員総会が開催され、私たち会員以外の一般参加者も招待いただけるとのことで、会場へ足を運びました。

会場に到着すると、すでに約150名もの参加者が集まり、盛況な様子に驚きました。記念講演では、経済産業省 製造産業局 自動車課 モビリティDX室 室長の伊藤 建 氏や、国土交通省 物流・自動車局 技術・環境政策課 課長の猪股 博之 氏が登壇し、現在の自動運転の動向や今後の普及の見通しについて、貴重なお話を伺うことができました。さらに、その後の懇親会では、前 経済産業副大臣 兼 内閣府副大臣の衆議院議員 岩田 和親 氏が来賓として挨拶されるなど、設立からわずか10ヶ月という短期間ながら、着実に成果を積み上げ、モビリティサービスの未来に向けた基盤を築いている様子がうかがえました。
そして、この会を牽引しているのが、本協会の会長であり、Global Mobility Service株式会社の社長を務める中島徳至氏です。私(安部)と同じ岐阜県の出身で、以前から存じ上げておりますが、これまでに数々の困難を乗り越え、努力と強い意志を持ち続けてきた方です。その姿勢には深く敬意を抱くとともに、背中を追い続けたい存在でもあります。さらに、彼のフレンドリーで温かい人柄に惹かれる人も多く、多くの人々が自然と集まる魅力を持っています。

私たちのYADOCAR-iドライブも、ただローコストであるだけでは社会に受け入れられる存在にはなれません。4月からは協会に加盟し、関係各所と議論を重ねながら、安全性や利便性の向上に努めていきます。特に、ユーザー視点でのサービス設計や、法規制への対応、他のモビリティサービスとの連携など、多角的な視点で課題解決に取り組むことが求められます。
また、協会のネットワークを活用し、実証実験や社会実装の機会を広げることで、より多くの人にYADOCAR-iドライブの価値を実感してもらえるよう取り組んでいく予定です。今後も、安心して使えるモビリティの提供を目指し、挑戦を続けてまいります。