《導入事例紹介》【A-CAM 単車用】有限会社 小林運輸様
《企業情報》24年5月時点
会社名 | 有限会社 小林運輸 |
創立 | 昭和57年11月29日 |
本社所在地 | 本社所在地 愛知県清須市春日白弓31番地 |
営業所 | 稲沢営業所 |
愛西営業所 | |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 正社員 66名(ドライバー 33名) |
パート・アルバイト 2名 | |
車両保有台数 | 33台(大型車両:15台 中型車両:23台) |
事業内容 | 一般貨物自動車運送事業 |
自動車運送取扱事業 | |
荷役梱包事業 |
《車両使用環境》
運行体制 | 昼夜勤交代での運行。ドライバー1名に対して、車両1台。 |
走行ルート | 道幅が狭い工場地帯や高速道路を走行する。 ルート配送のため、同じ道を走行することが多い。 |
ー 導入台数
10台
ー 導入機器
大型単車向け巻き込み警報カメラシステム A-CAM (CS-6121AS)
ー これまでの安全対策
ドライブレコーダーを全車導入している。
ヒヤリハットなどのイベント発生時の映像確認を徹底し、その映像を全ドライバーに共有することで、安全運転意識の向上に努めている。
ー 導入前の課題
過去に重大事故はなかったが、ヒューマンエラーは避けられないものであり、今後も事故を発生させないためにはハードウェアによる補助が必要であると考えていた。
(※新型車では、側方衝突警報装置が義務化となる一方で、既存の車両は対象外)
ー 選んだ理由
AIにより、歩行者や自転車を見分けて警告してくれるため、ドライバーの目が届かない死角の安全をサポートできる。ブザー音が鳴ることで、モニター映像を確認し、何が危険をもたらしているのか判断できる。
(※モニターはオプション装備)
ー 効果
今回、『A-CAM』を導入することで、ドライバーは歩行者の存在を事前に認識でき、事故防止による安全性向上につながると思う。特に、交差点での左折時に歩行者を検知し、事前にドライバーが歩行者の存在を認識・把握できることは大きなメリットである。
また、走行ルートの中には道幅が狭い道路もあるため、未経験のドライバー指導の際にも活用でき、左折時の安全確認をサポートできる。
ただし、安全機器が充実することで、その機器に頼りすぎてしまうドライバーも出てくる可能性がある。その際には会社側から機器はあくまで「サポート」であることを明確に伝え、適切な運転指導をする声掛けが必要になると思う。
ー ミリ波レーダーとの比較
ミリ波レーダーと『A-CAM』は、検知精度としては同等レベルである。
ミリ波レーダーは自動車を検知するため、ドライバーは頻繁に出る警告に慣れてしまい、巻き込み事故の危険性を見落とす可能性がある。また、ミリ波レーダーの検知エリアは狭く、特に後輪付近の巻き込みの危険性が高いエリアの検知が不十分であると感じられる。
一方、『A-CAM』はAIを使用して歩行者や自転車を識別し、巻き込み事故のリスクがある対象のみを検知する。さらに、モニター映像を通じてドライバーは周囲の状況を確認でき、左折時の安全確認がしやすい。
(※モニターはオプション装備)
(参考情報)ミリ波レーダーと画像認識の技術では、検知の特性が異なります。
ミリ波レーダーは、接近する対象物に関わらず検知するため、物損事故への対応が可能な反面、狭小路など車両付近に構造物などがある場合、警報し続けることがあります。
画像認識を用いた『A-CAM』は、カメラ映像から歩行者やバイク(自転車)を識別し検知するため、“もの”に対する警告はできませんが、人身に関わるハイリスクな事故の危険をピンポイントでドライバーに知らせることができます。業務運行状況に合わせた選択・併用が効果的です。
巻き込み警報カメラシステムA-CAM とは?
『A-CAM』は巻き込みの危険のある歩行者やバイク(自転車)を検知し、インジケータと警報音でドライバーにお知らせします。AIを搭載しているため誤作動が少なく、ソフトウェアのアップデートで追加学習したデータを使用可能です。モニターを設置すればミラーでは見えないエリアも視覚的に確認でき、安全運転を強力にサポートします。
ぜひ下記のボタンから大型単車向け巻き込み警報カメラシステム A-CAM の詳細をご覧ください。